日曜の夜のメモ

映画【世界はときどき美しい】の言葉より
少しうろ覚えながら


人にも物にも名前がある

ただ果物というだけではなく
これはざくろと呼んであげよう

わたしの生まれた年の10円玉
トマトスープ、昨日の晩つくったやつ
わたしのお守り

そよ風

どんなものにでも それにふさわしい威厳を与えてあげたい

身についてしまった癖や仕草
日々通う道や街並み
服や帽子、カーテンやベッド

そんなありふれたものと
深く深く結ばれているなにか

なにかとしかいえないようななにかが
毎日の暮らしの中にある

そのなにかは
とりかえることのできるものというより
とりかえようのないもの
とりかえなかったもの
とりかえしのつかないもの

そういうものでできている

2014.05.25 | ことば

ことばと絵と

2014.4/1~4/30まで、 nemu の3人で、横浜のCafe doudouさんの10周年記念に「10年に添える10の物語展」をさせて頂きました。

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「長い夜と白い朝」


nemuでの進め方は、最初にことばとストーリーを作って、その世界を絵とデザインに変換していく流れが多いのですが、ことばを書くときには必ず具体的な映像が自分の頭の中に流れます。


自分の中では常にことばと映像(写真を撮る時に感じる、別の世界をのぞきこんでいる感覚に限りなく近い)が一体なのです。

それが絵になるときに、また新しいフィルターが掛かって、自分が思っていたものと違う世界が広がる。

そして、ことばや絵、その周りに漂っている様々なものをデザインで繋げる、またそこでもフィルターが掛かって、全体がまた違うものに変化する。

その変化に、いつもある種の感動を覚えながら続けてきました。

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「10の物語たち」


今回のnemuでの新たな試みとしては、doudouさんとnemuコラボエコバッグ(シルクスクリーンに一枚一枚インクを重ねて印刷)に布や糸で飾り付けるワークショップを行ったこと。

コミュニケーション目的の、俗に言う「パーティ的なもの」は僕が苦手とするものの一つですが、この手を動かす集いというのは、思った以上に心地よく、広がりを感じさせるものでした。

ちいさな頃に、大阪の万博記念公園でほぼ毎月ものづくりイベントに母が連れて行ってくれたことを思い出す。
それが自分のものづくりの原点になっている。そのように感じます。

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兎にも角にも、足を運んで頂いた方、気に留めて頂いた方、本当にありがとうございました。

少しでも、新しい種が蒔けたのであれば嬉しい限りです。


また、引き続きcafe doudouさんでエコバッグと絵本「わたしのおほしさま」を置かせて頂く予定にしています。

とても心地の良い空間ですので、ぜひ足を運んでみてください。

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2014.05.10 | つくること

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