土と森

9/22は9回目の結婚記念日。
高木正勝さんのピアノソロコンサートを聴きに栃木県の益子まで一走り。

田んぼの広がる景色を歩きながら森の中にある会場の山本八幡神社へ入っていく。


高木さんが、「今日は子どもの声や自然の音が主役で、それに合わせるように弾きたい」と言われたけど、
本当にその通りになった。

鳥のさえずりや、風にそよぐ樹々の音、
日が暮れ始めてからのひぐらしの鳴く声に囲まれて、その中に響く自然の音のようなピアノ。
ペダルを踏む音まではっきりと聴こえた。

神社の横の丘は子どもの遊び場になっていて、
テンションが上がりすぎる子どもたちの一挙一動にヒヤヒヤしたり。

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帰り際に山道(参道)を下り、視界が拓けた先に見た
青と赤が混じり合う夕焼の景色も素晴らしかった。
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直前の予約だったので近場のホテルは埋まっていたが、
益子に来たら泊まりたいと思っていた「フォレストイン益子」が奇跡的に空いていた。
夜は付属の天文台の大型望遠鏡で火星や月を見せてもらった。
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益子ではちょうど、土祭(ひじさい)という3年に一度のトリエンナーレ的な祭が開催されており、
土にまつわるイベントが各地で開かれていた。
森に入って彫刻を見たり、泥のプールに入ったり、泥でお絵描きしたり。
どれも等身大な感じがして良かった。
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益子では外せないカフェ、「スターネット」にも立ち寄り。
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メイン通りにある陶器の店は、子連れだとひやひやして落ち着いて選べず、
通りより少しだけ奥に佇んでいた露店を見る。
旦那さんが窯元で、店番のおばあちゃんは定年後に陶芸を始めたという樋山窯。

益子焼きの話を聴きながらゆっくりと陶器選びができた。
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樋山窯で購入した小皿と、陶芸作家「松本良太」さんの石陶器。
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益子は、人も空気も穏やかで、土祭もとてものんびりしていて、本当にいい街だと思った。
古民家、アート、レトロ好きにはたまらない要素がたくさん散りばめられている。

帰りに立ち寄った道の駅では、お祭りの露店のお皿がプラスチックではなく、すべて益子焼だったり、
どこまでも広がる田んぼの脇の用水路で大量のザリガニや蛙を追いかけたり、まるでなんだか夢のようだった。
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長女も「これは夢だよ!夢に違いないよ!」
と叫び続けていた。

次女は途中にあった7〜8mくらいあるタヌキの置物を見て
「大きなタヌキ!大きなタヌキ!」と興奮していた。


2018.10.01 | 日々のこと'16-

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